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住民税の納付書はいつ届く? 何が入っている? どう払う?

約3,000字
住民税 (市民税・府民税・森林環境税) の納税通知書が届いた封筒

個人事業主やフリーランスなど、住民税を納付書で納める人 (普通徴収) には、6月ごろに納税通知書と納付書が届きます。私も会社員を辞めてからは納付書で納める側です。会社員のころは給与から天引きされていたので、納付書そのものを手にする機会はありませんでした。

住民税は、大阪市では市民税・府民税、東京23区では特別区民税・都民税、町や村では町民税・村民税と、住んでいる自治体によって呼び方が変わります (正式には市町村民税と道府県民税のセットで、まとめて住民税と呼ばれます) が、この記事では住民税で統一して表記します。大阪市の実物の納税通知書と納付書をもとに、いつ届いて、何が入っていて、いつまでに、どんな方法で払えるのかをまとめました。細かいところは自治体ごとに違うと思うので、あくまで大阪市に住む私の場合の記録です。

いつ・誰に届くのか

大阪市の案内では、納税通知書は毎年6月上旬に郵送されるそうです (大阪市の案内)。私もあまりはっきり覚えていませんが、いつも6月上旬ごろに届いている気がします。

届くのは、個人事業主・フリーランス・退職した人など、普通徴収 (納付書や口座振替で納める方式) の人です。会社勤めで給与から天引きされている人 (特別徴収) には届かず、税額は勤務先経由で通知されます。

封筒に入っているもの

封筒の中身は、大きく3種類です。

封筒の中身一式。納税通知書、納付書、同封のリーフレット2種
封筒の中身。上から納税通知書、納付書、同封のリーフレット
  1. 納税通知書 — 1枚目に年間の税額と、期別 (年4回) の納付額・納期限の表があります。2枚目・3枚目は課税明細書で、所得や控除の内訳から税額がどう計算されたかが書かれています
  2. 納付書 — 全期分 (1年分をまとめて払う用) が1枚と、第1期〜第4期の期別が4枚、計5枚入っています
  3. 案内のリーフレット類 — 納付方法や口座振替の案内、よくある質問など
市民税・府民税・森林環境税の納税通知書。右上に期別の税額と納期限の表がある
納税通知書の1枚目。右上に期別の納付額と納期限の表があります

納付書は、全期分と期別のどちらを使ってもかまいません。私は期別で払っています。私の納付書では、4で割り切れない端数の分だけ第1期がわずかに多くなっていました。

納付書には、スマホ決済用の eL-QR、コンビニ用のバーコード、Pay-easy (ペイジー) のマークが付いていて、1枚でいろいろな払い方に対応しています。

納付書の券面。Pay-easyマーク、コンビニ用バーコード、eL-QRの位置を青い枠と矢印で示している
納付書の券面と、それぞれの読み取り部分の位置

納期限は年4回

大阪市の令和8年度の納期限は次のとおりです (同封の案内と大阪市税の納期限等より)。

納期限
第1期令和8年6月30日
第2期令和8年8月31日
第3期令和8年11月2日
第4期令和9年2月1日

基本は6月末・8月末・10月末・1月末で、末日が土日にあたる期は次の平日にずれています (この年度は第3期と第4期)。納期限を過ぎると延滞金がかかる場合があります (大阪市の案内)。

払い方はいろいろ選べる

大阪市の場合、納付方法は次の中から選べます (手数料・領収証書は納付場所・納付方法より。メリット・デメリットは私の見方です)。

方法手数料領収証書メリットデメリット
金融機関・市税事務所などの窓口なしもらえるわからないことをその場で聞ける出向く必要があり、待ち時間がかかることも。納め忘れに注意
コンビニなしもらえる近くにあることが多い30万円以内の納付書のみ。出向く必要があり、レジで後ろに人が並ぶと気をつかう。納め忘れに注意
口座振替なしなし自動で引き落とされるので納め忘れがない引き落とし日までに口座残高をそろえておく必要がある。ポイントの面以外では特になし
Pay-easy (ペイジー)なしなしネットバンキングなら家で完結。ATMでも払えるネットバンキングはログインや番号入力など手順がやや多い。納め忘れに注意
クレジットカード金額に応じて必要なしポイントがつくことがある。手元に現金がなくても払える手数料を差し引くと得にならないことが多い。納め忘れに注意
スマホ決済アプリなしなしやり方によってはポイントがたまる上限がある (au PAY の請求書払いは1回30万円)。ポイントの仕様が頻繁に変わる。チャージに手間がかかる。納め忘れに注意

クレジットカードは地方税お支払サイトから払う方式で、窓口やコンビニでのカード払いはできません。スマホ決済アプリは、納付書の eL-QR をアプリで読み取って払います。

なお、納付後すぐに納税証明書が必要な場合は、領収証書の出る方法で納めるように、と大阪市は案内しています。

同封のリーフレット2枚。左はスマートフォン決済アプリとクレジットカード納付の案内、右は口座振替の案内
同封のリーフレット。左がスマホ決済・クレジットカード納付の案内、右が口座振替の案内です

私はスマホ決済アプリで払っています

この記事を書く少し前に、第2期分を au PAY の請求書払いで納付しました。アプリで納付書の eL-QR を読み取り、金額を確認してスワイプすると納付できます。ポイントを意識したチャージのやりくりは、別の記事で書く予定です。

ちなみに、いまは小さな法人もやっていて、そちらの社会保険料は毎月 Pay-easy で納めています。手順は法人の厚生年金保険料をペイジーで納付する記事に書きました。

余談: 会社員のときに届いたことも

会社員時代に一度だけ、当時住んでいた東京23区の区から納付書が届いたことがあります。転籍か引っ越しのタイミングだったと思いますが、当時はよくわからず、なんでこんな高いお金を払う必要があるのかな、何かの間違いではないかと思っていました。いま振り返ると、天引きの手続きが切り替わる隙間で、一時的に普通徴収になっていたのだと思います。退職や転職で特別徴収が続けられなくなると普通徴収に切り替わって納付書が自宅に届く、という仕組みは自治体も案内しています (東京都中央区のFAQ)。

まとめ

  • 納税通知書は6月上旬に届く (大阪市の場合)。届くのは普通徴収 (納付書などで納める方式) の人
  • 中身は納税通知書・課税明細書・納付書5枚 (全期分+期別4枚)・案内類
  • 納期限は年4回で、おおむね月末
  • 払い方は窓口・コンビニ・口座振替・Pay-easy・クレジットカード・スマホ決済アプリの6種類 (大阪市の場合)

届いたら期別の表で、年間でいつ・どれだけ払うのかを最初に眺めておくのがおすすめです。同じように納付書で納めている方や、これから納付書を受け取る方の参考になればうれしいです。

参考リンク

公式・一次情報

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