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個人事業税の納税通知書はいつ届く? 誰に来る? どう払う?

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大阪府から届いた個人事業税の納税通知書の封筒。個人事業税納税通知書在中の印字と、第1期・第2期の納期限が書かれている

個人事業主やフリーランスのうち、法律で定める業種を営んでいて前年の事業所得が290万円を超える人には、8月に都道府県から個人事業税の納税通知書が届きます。こちらから申告した覚えがなくても、確定申告の内容をもとに計算された税額が通知されてくる仕組みです。

大阪府から届いた実物の封筒をもとに、何が入っていて、税額がどう計算されていて、いつまでに、どんな方法で払えるのかをまとめました。仕組みは地方税法で決まっていて都道府県による違いは小さいので、大阪府の実物ベースですが、他の都道府県の方にもだいたい当てはまると思います。

いつ・誰に届くのか

個人事業税は都道府県税で、納税通知書は8月に発送されます。大阪府の令和8年度は8月3日発送で (大阪府の報道発表)、私のところにも8月上旬に届きました。第1期の納期限が8月末なので、届いてから納付までは1か月弱です。

対象は、府内に事務所・事業所を設けて、法律で定める70業種のいずれかを営んでいる個人です (大阪府の個人事業税の案内)。物品販売業、飲食店業、デザイン業、コンサルタント業など、よくある事業の多くが含まれます。あてはまる業種がなければ課税されません。

手続きの面では、所得税の確定申告をしていれば、個人事業税の申告を別途する必要はありません (大阪府の案内より)。何もしなくても、確定申告の内容をもとに計算された税額が納税通知書で届きます。

封筒に入っているもの

封筒の中身は6点でした。

  1. 納税通知書+第1期分の納付書 — 税額と、その計算の内訳 (税額計算書) が書かれています
  2. 第2期分の納付書 — 11月の分もこの封筒に入っています
  3. 「個人事業税のお知らせ」のチラシ — 納期限・納付方法・業種ごとの税率の一覧
  4. 「税額計算書の見方」のチラシ — 記入例つきで計算書の各欄の意味を説明
  5. 口座振替依頼書 (返信用はがき)
  6. 個人情報保護シール (はがきの口座情報を隠すためのもの)
個人の事業税納税通知書の実物。上段が納税通知書と税額計算書、下段が切り取って使う納付書で、コンビニ用バーコードと eL-QR の位置を青い枠で示している
納税通知書 (上段) と、切り取って使う納付書 (下段)。青枠のコンビニ用バーコードと eL-QR を読み取って納付できます

封筒の表にも「第1期分と第2期分の納付書を同封しています」と印字されています。第2期分はこの1通に入っている納付書を11月に使うので、それまで保管しておきます。年間の税額が1万円以下の場合は第1期分のみ送られるそうです (封筒の印字より)。

税額はどう計算されているのか

計算式は、「前年の事業所得 − 事業主控除290万円」に業種ごとの税率 (3〜5%) を掛けた額です。

  • 事業主控除は年間290万円。1年を通じて事業を行っていた場合の額で、1年未満なら月割になります。計算上、前年の事業所得が290万円以下であれば税額は出ません
  • 税率は業種ごとに3〜5%です。私の場合は第3種事業にあたる業種なので、税率は5%でした (通知書に印字されています)。業種ごとの税率の一覧は大阪府の個人事業税の案内にあります
  • 所得税で受けている青色申告特別控除は、個人事業税では適用がありません (同封チラシより)。事業専従者への給与の控除や、損失の繰越控除はあります
同封の「個人事業税 税額計算書の見方」チラシ。記入例の数字とともに、総収入金額から税額までの計算の流れを説明している
同封の「税額計算書の見方」のチラシ (記入例つき)

通知書にも同じ形式の税額計算書が載っているので、このチラシと確定申告の控えを見比べると、自分の税額が先ほどの式のとおりに計算されていることを確認できます。

納期限は年2回

大阪府の令和8年度の納期限は次のとおりです。

納期限
第1期令和8年8月31日
第2期令和8年11月30日

原則として8月と11月の年2回です (大阪府の案内より)。住民税 (こちらは年4回) の納付書も別に届きます (私が納付した記録: 住民税の納付書の記事)。

なお、住民税にあった全期分 (1年分をまとめて払う) の納付書は、個人事業税には入っていませんでした。同封は第1期分・第2期分の2枚です。

払い方はいろいろ選べる

同封のチラシによると、選べる方法は住民税のときと同じ6種類でした — 金融機関・郵便局の窓口、コンビニ、口座振替、スマホ決済アプリ、クレジットカード (地方税お支払サイトから)、Pay-easy (ペイジー) です。各方法のメリット・デメリットの見方も、住民税の記事の表のとおりです。

個人事業税のチラシで確認できた点だけ挙げておきます。

  • コンビニは、合計金額が30万円を超える納付書には使えません
  • スマホ決済アプリの上限はアプリごとです。楽天ペイの請求書払いは1回50万円でした
  • 口座振替は同封のはがきで申し込みます。開始は申込みからおおむね3か月後です
  • スマホ決済アプリ・クレジットカード・Pay-easy では領収証書が発行されません

納付書には eL-QR とコンビニ用バーコードの両方が印字されていて (前の写真の青枠)、1枚でいろいろな払い方に対応しています。

同封の「令和8年度 個人事業税のお知らせ」チラシ。納期限、納付場所・納付方法、口座振替の案内、課税対象業種と税率の一覧が載っている
同封の「個人事業税のお知らせ」。納付方法と業種ごとの税率がまとまっています

楽天ペイで納付しました

チャージのしかたによってはポイントがたまるので、私はスマホ決済アプリで払っています。今回は楽天ペイの請求書払いで納付しました。アプリで納付書の eL-QR を読み取ると「大阪府 (税) 個人事業税」と支払い内容が表示され、確認して納付できます。

楽天ペイの請求書払いの完了画面。大阪府 (税) 個人事業税の支払いが完了し、ポイント利用でお得にお支払い完了と表示されている
楽天ペイの支払い完了画面。残高に楽天ポイントを合わせて支払えました

支払いには楽天ペイの残高と楽天ポイントを合わせて使えました。ポイントを意識したチャージのやりくりは、別の記事で書く予定です。

余談: 経費に算入できる

同封のチラシに「納付税額は、確定申告時等に租税公課として経費に算入することができます」とあります。忘れずに帳簿につけておきます。

まとめ

  • 個人事業税の納税通知書は8月上旬に発送される (大阪府の令和8年度は8月3日)。確定申告をしていれば、別途の申告は不要で税額が通知される
  • 税額は (前年の事業所得 − 事業主控除290万円) × 税率3〜5%。前年の事業所得が290万円以下なら税額は出ない
  • 納期限は8月末と11月末の年2回。第2期分の納付書も同封されているので11月まで保管
  • 払い方は窓口・コンビニ・口座振替・スマホ決済アプリ・クレジットカード・Pay-easy から選べる

第2期分の納付は、忘れないように期限をタスクに登録して管理することにしました。これから納付する方や、初めて通知書を受け取った方の参考になればうれしいです。

参考リンク

公式・一次情報

  • 個人事業税 (大阪府) — 対象業種・計算方法・税率・納期限の原典。この記事の制度まわりの記載はここと同封チラシに基づいています
  • 地方税お支払サイト — eL-QR を使ってクレジットカードや Pay-easy で納付する公式サイト

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