🏠 暮らしのモノ

「うすーくてちーちゃい」ホットケーキを作ってみた

約5,900字
IHコンロの上のフライパンで、小さなホットケーキを3枚焼いている。右にボウルに入った生地、手前に商品の箱
22cmのフライパンで3枚。表裏あわせて3分で焼き上がります

妻が買ってきたホットケーキミックスを焼きました。昭和産業の『俺が好きなうすーくてちーちゃいやつ。ホットケーキミックス』です。直径8cmの小さなホットケーキが、表裏それぞれ1分半、あわせて3分で焼けます。

焼くのは私、食べる係は妻と2歳のこどもです。焼き上がりが早いので、待たせずに次々と出せました。味がしっかりしていておいしくて、こどももおいしそうに食べています。しばらくして、また食べたくなって買いに行きました。今2個目です。

どんなホットケーキミックスか

商品パッケージの4面。左から表面、作り方とアレンジレシピが載った裏面、原材料が書かれた側面、下段に栄養成分とアレルゲンが書かれた側面
パッケージの4面。左から表・裏・側面、下が反対側の側面です

パッケージと公式の特設サイトに出ている情報です。

項目内容
商品名俺が好きなうすーくてちーちゃいやつ。ホットケーキミックス
メーカー昭和産業
発売2026年3月1日
希望小売価格378円 (税込)
内容量150g × 1袋 (8cmホットケーキ 約16枚分)
甘じょっぱいバター風味
焼き時間約3分 (表裏それぞれ約1分30秒)
メーカーの表記直径約8センチ・厚み1cm以下 (※当社比で「一番うすーい」)
プロデュース堂本剛 (「うす焼きホットケーキマニア」としてクレジット)

昭和産業が創立90周年 (2026年2月18日) を迎えるにあたっての記念商品です。

何袋か入っているのかなと思っていましたが、1箱につき150gの袋が1つです。

材料と作り方

材料は3つです。

  • ホットケーキミックス 1袋 (150g)
  • 卵 Mサイズ 1個 (50g)
  • 牛乳 (または水) 180mL (1カップ弱)
小岩井牛乳 成分無調整 200mLの紙パック
使った牛乳です。特にこだわりはありません

ボウルに卵と牛乳を入れて泡立て器でよく混ぜ、ホットケーキミックスを加えて軽く40回混ぜます。箱の指定はホットプレートを170度に温めて、大さじ1杯 (約22g) の生地を流し、約1分30秒。表面にプツプツと泡が出てきたら裏返して、また約1分30秒です。

1枚あたりのカロリー

こどもに食べさせるので計算してみました。1袋ぶんの材料を全部足すと、こうなります。

材料エネルギー
ホットケーキミックス150g約584kcal
卵 (Mサイズ)1個 (50g)約71kcal
牛乳 (小岩井・成分無調整)180mL約123kcal
合計約780kcal

箱の表記どおり16枚に分けると1枚あたり約49kcal。実際に焼けた21〜24枚で割ると約32〜37kcalです。シロップやバターをかけると、そのぶんが足されます。

原材料とアレルゲン

原材料は次のとおりです。

  • 小麦粉 (国内製造)
  • 砂糖
  • バターパウダー
  • 粉末水あめ
  • ショートニング (大豆を含む)
  • ベーキングパウダー
  • 香料

アレルゲンは小麦・乳成分・大豆です。栄養成分表示は100gあたりで、たんぱく質6.4g、脂質6.2g、炭水化物76.9g、食塩相当量1.7g。

焼いてみる

いつものホットケーキは、片面2分半〜3分を表裏やって、1枚に5〜6分かかります。これは表裏で計3分でした。早いのは嬉しいところです。

22cmのフライパンで、私は一度に3枚焼きました。詰めれば4枚か5枚もできそうです。フライパンの端まで届いていたので、きれいに離して焼くなら1〜2枚のほうがやりやすいかもしれません。

生地が小さいぶん、裏返すのもやりやすいです。大きいホットケーキはひっくり返すのにこつが要りますが、これなら料理が苦手でも扱いやすいと思われます。

少しずつ早く焼き上がるので、私が焼く係、妻とこどもが食べる係、という分担でも、それほど待たせずに回せました。

温度は170度ぴったりでなくても

箱の指定は170度ですが、うちのIHは160度か180度しか選べません。

IHコンロの操作パネルを並べた写真。左の表示は180、右の表示は160
180度と、その1段下の160度。あいだがありません

180度で45秒、160度で45秒、という感じでだいたいに焼きました。170度ちょうどでなくてもおいしく食べられますが、いろいろ試した結果、やはり170度が一番おいしくいただけそうでした。この温度を指定しているのには意味があります。

なお、私はホットケーキを100枚以上は焼いてきているので、表示どおりでないやり方をする場合は、それまでの経験がものを言うかもしれません。

1袋で何枚焼けたか

箱には「大さじ1杯 (約22g) で約16枚分」とあります。実際に焼いたら21〜24枚くらいありました。正確に数えてはいませんが、16枚よりは明らかに多かったです。

生地はどろっとしているので、大さじですくっても全部は入り切りません。指定より少なめの量を流していたのだと思います。指定どおりの量ではなかったはずですが、味に問題はありませんでした。

食べてみる

こども用の水色のボウルに入った、うっすら焼き色のついた小さなホットケーキ1枚
焼き上がり。こども用のボウルに1枚入るくらいの大きさです

味がしっかりしていておいしかったです。大きさなのか、材料なのか、焼き加減なのかは分かりませんが、いままで家で自分が作ったホットケーキの中では一番おいしく感じました。2歳0か月のこどもも、おいしそうに食べていました。

厚さがうすいので、ぺろっと食べられてしまいます。小さくてぱくぱくいけるので、「あと1枚だけ」と思っていても何枚か追加してしまいました。

シロップはあってもなくても

ケーキシロップのボトルと、シロップをかけた小さなホットケーキが入ったボウル
シロップをかけたところ

シロップなしとシロップありの両方で試しました。どちらでもおいしいです。プレーンのままでも味がついているので、そのままいけます。シロップをかけるとアクセントがついて、これもいいです。

こどもはこのとき、人生ではじめてシロップを見て、はじめて食べました。ホットケーキにシロップをのせたら、シロップだけをなめて、おいしそうに喜んでいました。「シロップ、シロップ」と言っています。そのあとホットケーキもしっかり食べました。

公式のアレンジレシピ

甘じょっぱいバター風味なので、お菓子としてもお食事としても食べられる、というのが商品の設計です。箱の裏には「俺が好きな食べ方〜アレンジレシピ〜」として4種類が載っています。

  • メープルシロップ × バター (王道)
  • ベーコン × ブラックペッパー
  • コンビーフ × チェダーチーズ
  • あんこ × バター

公式の特設サイトには、さらに9種類が出ています。

  • メープルシロップ×バター
  • ベーコン&アボカド&ライム&メープルシロップ&ブラックペッパー
  • コンビーフバーガー
  • あんバターサンド
  • クリームチーズ&あんぽ柿&バルサミコ酢
  • ツナ×奈良漬ディップ
  • ナンドッグ
  • クリームチーズジャムサンド
  • 酒粕クリームチーズ&柿生ハム

うちはまだシロップだけです。気が向いたら、ほかのものもチャレンジしてみようかと思います。

残った分は冷凍しておく

ラップで1枚ずつ包んだホットケーキが3つ並んでいる
1枚ずつラップで包みます

一度に21〜24枚焼けたので、食べようと思えば食べられるものの、いくらか残しておきました。残りは1枚ずつラップで包んで、密封できる袋に入れて冷凍庫へ。

あたため直しは、ラップをしたまま電子レンジで500Wで20〜30秒。まず表10秒・裏10秒であたためて、冷たさが残っていたらもう10秒足す、という進め方です。小さいので、600Wではなく500Wで、様子をみながら慎重にあたためています。

冷凍して解凍したものも、こどもも大人もおいしく食べていました。味は冷凍でも変わらなかった印象です。

どこで買えるか

未開封の商品パッケージが2つ並んでいる
おいしかったので買い足しました

全国の取り扱い各店で販売されています。うちの近所ではライフに置いてありました。一方で、置いていないスーパーもありました。扱っていないお店には、ぜひ入れてほしいところです。うちは今後もリピートします。

昭和産業の公式オンラインショップでも買えます。

記念商品なので、いつまで買えるのかは分かりません。このままずっと売っていてくれるといいなと思っています。

使ったフライパン

ティファールの「インジニオ・ネオ IHルージュ・アンリミテッド フライパン 22cm」(公式) です。取っ手のとれるシリーズです。

うちはフライパン2つと鍋2つのセットのものを、引っ越し祝いにいただいて使っています。

この商品の背景

開発は4か月以上かかったそうです。2025年8月ごろに始まり、生地の食感・厚み・味を何度も試したとプレスリリースにあります。分厚くてふわふわを売りにする商品が多いなかで、うすくて小さいほうに振り切った商品です。

発売から1か月で、当初計画の8万個に対して20万個を出荷した、と日経クロストレンドが報じています (計画の2.5倍)。2026年12月までに90万個が目標とのことです。

また、日本アクセスの「新商品グランプリ 2026年春夏」でネーミング賞を受賞しています (昭和産業のニュースリリース・PDF)。審査員のコメントに「すぐに焼けるホットケーキという考え方が素敵です」「小さいものがたくさんできるので子どもと楽しく料理ができ、パーティー感も出る」といった声が載っていて、うちで感じたことと近いものがありました。

開発の様子は、公式チャンネルのムービーで見られます。

昭和産業90周年記念商品 プロジェクトムービー
昭和産業90周年記念商品CM (30秒)

ホットケーキミックスの市場

日本プレミックス協会の生産量統計によると、ホットケーキミックスが入る「家庭用・加糖」の生産量は、令和6年 (2024年) で26,258トン。業務用の同じ区分はその6.5倍の171,174トンだそうです。これがどのくらいの規模なのかは、比べる相手がないとよく分かりません。いちおうデータとして。

昭和産業のホットケーキミックスといえば

サタデープラスの「ひたすら試してランキング」でホットケーキミックスが取り上げられた回 (2024年2月3日放送) では、同じ昭和産業の「ケーキのようなホットケーキミックス」が1位でした。全体の味・そのままの味・ふっくら度・作りやすさ・コスパの5項目での評価です。

この回の放送を見てすぐに買いましたが、こちらもおいしかったです。

おまけ: 堂本剛さんとホットケーキ

このミックスが家にあったのは、妻が堂本剛さんのファンだからです。

堂本剛さんがホットケーキ好きになったきっかけは、私的な純喫茶めぐりだそうです。曲づくりのために通っていた大阪駅前第3ビルの喫茶サンシャインは、曲にするほど好きだと語っていて、「ごぶごぶ」の堂本剛さん回では実際にお店を訪ねていました。THE FIRST TIMES の記事がそのときの様子です。

東京だと、南青山の骨董通り沿いにあるパンケーキ専門店APOC (アポック) を紹介していました。「人生最高レストラン」で人生最高の一皿として挙げていたお店で、「ぽかぽか」でも自身のホットケーキミックスと一緒に取り上げています。妻はそれを見て、行きたいお店のリストに入れていました。

妻は DOMOTO (KinKi Kids) のコンサートにだいたい毎年行っていて、私も2回ほど一緒に鑑賞させてもらったことがあります。そこでエンターテイメントの学びがたくさんあり、仕事のアイデアにも活かしました。どうしても「これは仕事に活かせないか」という目線で見てしまいます。

コンサートは、最高レベルのエンタメだと思っています。プロダクトづくりの最終形もここなんだろうな、と。使ってくれた人、買ってくれた人が、いかに喜んでくれるか。いかに楽しいものを、満足のいくものを作り上げるか。そこはこれからもやっていきたいところです。

このホットケーキミックスも、「うすくて小さい」の一点に振り切って、名前もパッケージもそこに全部乗せてあります。焼いてみると、確かにそのとおりのものが出てくる。作り手の意図が最後まで通っている商品だと思いました。

まとめ

  • 表裏あわせて3分で焼ける。22cmのフライパンで3枚焼けた
  • 1袋 (150g) で21〜24枚。箱の表記は約16枚
  • 1枚あたり約32〜49kcal (焼けた枚数による)
  • 味がしっかりしていておいしい。プレーンでもシロップありでも。2歳のこどももよく食べた
  • 小さいので裏返しやすい
  • 残りは1枚ずつラップで包んで冷凍。500Wで20〜30秒であたため直せる

うすくて小さいので、朝ごはんに何枚か、おやつに1枚、という出し方ができます。焼き上がりが早いぶん、食べる人を待たせずに済むのもよいところでした。

おいしいホットケーキを探しているなら、ぜひ試してみてほしいです。

参考リンク

一次情報 (公式・メーカー発表・統計):

報道・記事:

お店: