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布ソファーについた血、私はこう落としました — ザウトマンと水の叩き洗い2回

約4,800字

朝6時半ごろ、ソファーに血がついてしまいました。

朝はこどものお世話があるので、気づいてもすぐには対処できず、本格的に取りかかれたのは約9時間後の午後。家にあったシミ取り洗剤と水の叩き洗いで、1回目は輪ジミが残り、翌朝の2回目でやり直して、最終的に赤いシミは分からないところまで落とせました。この記事はその記録です。

グレーの布張りソファーの座面中央についた赤茶色のシミ

ソファーと汚れの状況

汚してしまったソファーは、ニトリで2022年に買った2人用布張りソファ (キャッツ3、グレー)。公式のネット通販では今は取り扱いが終わっています (店頭には在庫があるかもしれません)。似たタイプの布張りソファは今もいろいろあるので、探すならニトリ公式通販の「布張り ソファ」検索からどうぞ。今はこども部屋に置いていて、こどもも大人も座っています。こどもが下にもぐり込まないように、脚は外して直置きにしています。

こども部屋に直置きした2人掛けソファーと、すべり台やジャングルジムなどの遊具
こども部屋のソファー。まわりはこどもの遊具です
グレーの布張り2人掛けソファーの全体。右側座面に小さなシミ
ソファー全体。右側座面に小さくシミが写っている

シミは右側座面の中央に1か所。8時ごろに一度、赤ちゃん用の手口ふきで軽くこすってみたのですが、全然落ちませんでした。

織り目に赤茶色がにじんだシミの接写
接写。織り目のレベルで赤茶色がにじんでいる

血液汚れの基本 — お湯はNG、水で

作業の前に、AI (Claude Code) に相談しながら落とし方を調べました。AI の答えは「血液はタンパク質の汚れで、お湯を使うと固まって落ちにくくなる。洗うのは水 (30℃以下) で」というもの。ESSEonline の解説記事にも同じ説明がありました。時間が経つほど落ちにくくなるので早いほど良い、とのことです。

今回は、ついてから9時間・一度こすったあとというスタートです。AI にはあまり有利な条件ではないと言われましたが、数日置くよりは全然マシなはず。当日中に取りかかれたのは、がんばったほうだと思っています。

使ったもの

ブライトSTRONG・ザウトマン・ウタマロリキッドの3本を並べた写真
家にあった候補3本。左からブライトSTRONG (液体酸素系漂白剤)、ザウトマン、ウタマロリキッド

家にあったのはこの3本。どれを使うかも AI に相談したところ、ラベルに血液汚れへの対応が明記されたシミ取り専用洗剤のザウトマンを主役に、落ちなければ酸素系漂白剤のブライトSTRONG、その次にウタマロリキッド、という提案が返ってきました。今回はこの提案のとおりに進めました。

ザウトマンのボトル正面。シミとり洗剤PRO、血液・皮脂汚れ対応の表記
ザウトマン。ラベルの対応汚れに「血液」の文字

洗剤を使う前の色落ちテストはしていません。本来は見えない場所で試してから使うものです (ザウトマンのラベルにも書いてあります)。今回は「こどもがよだれなどでもう汚しているソファーなので、多少色落ちしてもいいや」という判断で省略しました。まねされる場合は、目立たない場所でのテストをおすすめします。

やった手順

実際にやった手順は次の8ステップです。時刻は15時半ごろから30分ほど。

  1. 水でぬらす — 小さじ1/2ほどの水を使用。かけすぎると中まで染みそうなので少しずつ
  2. ザウトマンを数滴たらして、2〜3分待つ — なじませる時間はスマホのタイマーで測りました
  3. キッチンダスターで叩く — 汚れを布側に移すイメージで、こすらずポンポンと
  4. 吸水タオルで叩く — キッチンダスターを折りたたんで使っていて、水分が取れている実感がなかったので途中で切り替え
  5. 赤ちゃん用の手口ふきで拭く — 99%水のタイプを5〜6枚。すすげない代わりの、洗剤分の拭き取りです
  6. ハンディー扇風機で乾かす
  7. ドライヤーの冷風に交代 — 扇風機だけでは乾きがいまいちだったので。汚れが残っているうちに熱をかけると固まるそうなので、冷風です
  8. 乾き切る前にいったん終了 — こどもが部屋に戻ってくる時間になったので、あとは自然乾燥に任せました
ソファーの座面の上でザウトマンのボトルを傾けているところ
ザウトマンを数滴。原液をシミに直接
スマホの2分タイマーの画面
なじませ待ちの2分タイマー
シミの周辺が広く湿った座面
叩いている途中。濡れた範囲がシミより広がっている
汚れが移ったキッチンダスターと濡れた座面
使ったあとのキッチンダスター。汚れが移ったかは薄くて分からず。この時は折りたたんで使っていた
オレンジ色の吸水タオルでシミ部分を覆って押さえているところ
吸水タオルに切り替え。水分の抜けが目に見えて良くなった
赤ちゃん用手口ふきのパッケージと座面
仕上げの拭き取りは赤ちゃん用の手口ふき (99%水) で
ソファーの座面に向けたドライヤーとハンディー扇風機
乾燥に使ったハンディー扇風機とドライヤー (冷風)

結果 — 薄くはなった。ただし輪ジミに

作業直後はシミの周りが濡れて色が濃く見えて、「血が輪っか状に広がっただけな気がする」というのが正直なところでした。

答え合わせは翌朝。ぱっと見では分からなくなっていましたが、よく見ると、薄く輪ジミが残っていました。血が輪になって広がって、薄くなった、という状態です。

翌朝の座面。写真では赤茶色は写らないが、目視では薄い輪ジミが残っている
翌朝の同じ座面。写真ではほぼ写らないが、目視では薄い輪ジミが分かる
翌朝の織り目の接写
接写。よく見ると、赤みがわずかに残っているのが分かる

心当たりはあります。「シミの外側から中心へ、こすらずポンポン叩く」と AI に言われていたのですが、実際には吸い込んでいる感じがしなくて、途中から全体に強く押し込むように叩いていました。汚れを押し広げてしまったようです。妻からは「薄くなったので、何かやってくれたのかなとは思った」とのコメント。

一方で、もともとのシミが移動して輪になったということは、血は「動く」ということでもあります。うまく吸い取れば、まだ取れるはず。そう考えて第2ラウンドに進みました。

第2ラウンド — 輪ジミ取り

輪ジミの仕組みを AI に聞いてみると、溶け出した汚れが乾く過程で水分と一緒に外へ移動し、濡れた範囲の境界線に集まって輪になるのだそうです。対策は「境界線を作らないこと」。つまり、広めに均一に湿らせて、押し込まずに吸い取り、最後は一気に均一に乾かす。前日の反省点をそのまま裏返した手順です。

ソファーの座面に並べた霧吹き・ザウトマン・歯ブラシ
第2ラウンドの道具。霧吹き・ザウトマン・歯ブラシ

翌朝、次の手順でやり直しました。

  1. 霧吹きで、輪ジミより広い範囲を均一にぬらす
  2. ザウトマンを少量つけて、歯ブラシで泡立てる (押し込まない)
  3. キッチンダスターを1枚に広げて乗せ、吸い取る — 折りたたまずに広げて薄くすると、濡れてくるのが目に見えて「吸えている」実感がありました。前日はたたんで使っていたので、この実感がなかったのだと思います。4枚使用
  4. 手口ふきで拭いて、冷風ドライヤー+扇風機で全体を均一に乾燥
キッチンダスターを敷いた上から冷風ドライヤーを当てているところ
キッチンダスターを敷いた上から冷風ドライヤー

途中でひとつ発見もありました。ドライヤーの冷風は直接生地に当てていたのですが、キッチンダスターを敷いた上から当てたほうが乾きが早い気がします。ダスターが水分を吸い上げて、その薄い布が乾く、という理屈だと思います。

手応えの違いは乾く前から感じていました。前日は乾燥中の段階で「まだ血の色が残ってるな」と分かったのですが、今回は同じ段階で血の色が見えません。

結果 — 赤いシミは分からなくなりました

さらに翌朝 (3日目の朝)、完全に乾いた状態で確認しました。赤いシミは分からなくなりました。よく見るとちょっと黒ずんでいる感じは残っていますが、輪ジミの輪も気にならなくなり、妻からも「ほとんどわからなくなったね」の判定をもらいました。

もっとも、2回目のやり方が決め手だったのかは分かりません。輪ジミがさらに外へ広がって、薄く広くなって分からなくなっただけかもしれません。結果として分からなくなった、というのが正確なところです。

作業前と3日目の朝の座面を上下に並べた比較。上は赤茶色のシミがあり、下は見当たらない
上が作業前、下が3日目の朝の同じ座面
第2ラウンド後の織り目の接写。赤みは確認できない
3日目の朝の接写。赤みは確認できない

もうひとつ、写真の赤み (RGBのR成分) を強調した比較画像を AI (Claude Code) に作ってもらいました。青枠がシミのあった範囲です。汚した日は枠の中に赤い点がはっきり写り、1回目のあとは点が消えて薄く広がり、2回目のあとはさらに薄くなっています。血が「動いて、広がって、薄くなった」経過が、そのまま見えました。

赤み成分を強調したソファー全体の比較3枚。青枠内に、汚した日は赤い点、1回目後は薄い広がり、2回目後はさらに薄い赤みが写る
赤み強調の比較。上から、汚した日・1回目の乾燥後・2回目の乾燥後

ふりかえり

  • 9時間後でも間に合った — 「時間が経つほど落ちにくい」は事実のようですが、当日中なら諦める必要はなさそうです
  • 叩き方は「押し込まず、吸わせる」 — 1回目は外→中心の原則を守らず全体に強く押し込んで、輪ジミに。2回目は「乗せて吸わせる」に徹しました。決め手かは分かりませんが、結果として輪は気にならなくなりました
  • 吸わせる布は広げて薄く — キッチンダスターは折りたたむと吸えている実感がありませんでしたが、1枚に広げると濡れてくるのが目に見えて分かりました
  • 乾燥は広く均一に — 輪ジミは乾きの境界線にできるそうなので、部分的に乾かさず、扇風機で広範囲を一気に乾かします
  • すすげないのが布ソファーの難しさ — 洗剤分は手口ふきで拭き取りましたが、拭き切れたかは正直分かりません。たぶん多少はソファーの中に染みていった気がします。まあ、しょうがない
  • 作業自体は大変ではない — 服の汚れの部分洗いを普段からやっている方なら、同じ要領です。1回あたり30分ほどでした

シミは分からなくなり、ソファーはまた普段どおりです。同じように布ソファーの血液汚れで検索しているどなたかの参考になればうれしいです。

今回は試していない方法 (次に汚したときの控え)

AI と落とし方を調べる途中では、今回使わなかった方法もいろいろ出てきました。次に何かを汚したときの自分用メモとして残しておきます。どれも未実施なので、効き目は確かめていません。

  • 酸素系漂白剤の塗布 (今回のブライトSTRONGなど) — シミに少量塗って数分置き、水拭きで回収する方法 (ESSEonline の記事に歯ブラシで塗布する手順があります)。今回は2回目までで決着したので出番なし。色柄物は色落ちテストを、とのこと
  • セスキ炭酸ソーダのスプレー — 水500mlに小さじ1を溶かして吹きかける。タンパク質汚れに向くという解説をよく見かけました
  • オキシドール (消毒用の過酸化水素水) — 血液と反応して発泡し、汚れを浮かせるそうです。生地の変色に注意という記載も
  • スチームクリーナー同じ経緯の輪ジミの相談 (Yahoo!知恵袋)で「気にならなくなった」と回答されていた方法。血液が残っている段階では熱は禁物とされているので、使うなら最後の仕上げでしょうか
  • プロのクリーニング — 自分での対処に限界を感じたらここへ。高価なソファならはじめからこれも

使ったものの商品リンク

参考リンク

血液汚れ・輪ジミの落とし方:

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